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23.4億円のSeries C資金調達完了のお知らせ
モジュラス株式会社(代表取締役CEO 木村 俊、本社:東京都千代田区 以下、「当社」といいます。)は、総額23.4億円のSeries C資金調達が完了いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
Series Cに参画した投資家は、グリーンコインベスト投資事業有限責任組合、SBIグループ、及びHeights Capital Management, Inc.、既存株主である東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、ジャフコ グループ株式会社、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)、及び株式会社ファストトラックイニシアティブであります。今回のSeries C資金調達を含む累計での資金調達額は総額で58.6億円となりました。
当社は、今回調達した資金を活用し、最先端の計算科学技術に基づく創薬プラットフォームを駆使したネットワーク型研究開発を更に加速いたします。10以上の自社創薬研究プログラムの推進に加え、事業会社及び大学研究機関等との共同研究の拡充、人材獲得を含めたグローバルな研究開発体制の強化を通じて、当社の主要ビジネスモデルである早期導出事業及び協業事業を積極的に展開することにより、更なる企業価値向上を目指してまいります。
【モジュラス株式会社 代表取締役CEO 木村 俊のコメント】
「この度、日本と世界を代表し最先端バイオ企業の発展をリードしてきた既存の株主の皆様と新たな投資家の皆様にSeries Cラウンドへご参加いただいた結果、23.4億円の資金調達を完了いたしました。過去数年間に渡って私たちを支えてきた株主の皆様、そして、「最先端シミュレーション技術を駆使し、画期的治療薬候補を持続的に創出する」我々のビジョンに新たに共鳴しご参画いただいた投資家の皆様に深く御礼申し上げます。皆様のご支援により、過去5年の間に弊社の効率的かつ多様性のある創薬プラットフォームを構築、検証、応用が順調に進展し、2018年に創薬ポートフォリオを立ち上げて以来、3つの先行プロジェクトにて複数のin vivo疾患モデルに対してポジティブな実験結果が得られております。現在、複数のパートナー候補企業様とこれらプロジェクトの臨床試験開始に向けた協議を進めております。引続き、世界の患者様とそのご家族が必要とする画期的新薬をいち早く届けることに全力で努めて参ります。」
【SBIグループ 松本 祐典氏のコメント】
「世界中で新薬の研究開発に要するコストと時間が上昇及び長期化している傾向の中、モジュラス社は創薬シミュレーション手法を主役導入し少数精鋭のメンバーで効率的に臨床候補物質を複数導出可能な企業モデルをゼロから作り上げる事に成功しました。ビジネス面でもグローバル展開可能な環境が整っており更なる進化が期待されます。これからもSBIグループの持つリレーション等を活用し、微力ながらモジュラス社の展開を支援させて頂きます。」
【東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 水本 尚宏氏のコメント】
「前回ラウンドに続いて、今回も追加投資をさせて頂きました。モジュラス社は高いレベルの経営陣とサイエンスを有するだけでなく、ファブレス型のインシリコ創薬という日本では稀有な開発スタイルを採用する創薬ベンチャーです。アカデミアとの連携も徹底しており、単に創薬シーズを獲得するだけでなく、東京大学のクライオ電顕や東工大のTSUBAMEなどをフル活用して開発を進めています。モジュラス社の開発スタイルは、今後の産学連携活動のモデルケースになると考えており、同社が創薬を成功させて多くの患者が救われれば、弊社としてこれほど嬉しいことはありません。」
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